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2024/02/22 18:29

当店ではTDS計を用いて湯温や抽出レシピを変え、何度も試飲をして最適な抽出率を算出し焙煎したコーヒー毎に最も適したドリップ(抽出)方法をお勧めしています。
あくまでもオススメのレシピですので、湯温や豆の量、お湯を注ぐスピードなどを調整してお好みのコーヒーをお楽しみください。

【「中煎」(ハイロースト〜シティロースト)抽出レシピ】

・豆とお湯の比率 1:15 (豆の量1に対してお湯の量は15)
・豆の挽き目「中粗挽き」
・お湯の温度 「88℃」

美味しいコーヒーを入れる場合は、0gリセット機能つきのキッチンスケールとタイマー(スマホでもOK)があると
より美味しく淹れることができます。


●300ccのコーヒーを抽出する場合のドリップ方法
(1)「中粗挽き」にしたコーヒー粉20gを用意し、お湯を300cc沸かします。

(2)お湯が沸いたら、ドリッパーに紙とサーバーをセットして紙にお湯をかけます。サーバーにたまったお湯を捨てます。

(3)湧いたお湯が88℃まで下がったら以下の湯量と時間で抽出を行います。
・1投目 : 50g /開始から45秒まで蒸らす(合計0:45)(粉全体にお湯をかけるイメージ)
・2投目 : 70g(合計120g)/45秒(合計1:30)(粉の真ん中に「の」の字を書くようにお湯を注ぐ)
・3投目:  90g(合計210g)/45秒(合計2:15)(粉の真ん中に「の」の字を書くようにお湯を注ぐ)
・4投目 : 90g(合計300g)/45秒(合計3:00)(粉全体にお湯をかけ、持ち上げて左右に少し揺らす)

4投目、落ちきり直前(全ての液体を落とさない)でドリッパーを外します。そのあと1分ほど放置して、
飲む前にサーバーをワインを飲む時のように揺らしてよく混ぜてからカップに注いでいただきます。

コーヒーは、熱々の状態より、少し冷めてから飲むと、フレーバーや香り、コーヒーの甘みなどをより感じやすくなるかと思います。

※この抽出レシピはコーヒー抽出の世界大会World Brewers Cupのアジア人で初めての世界チャンピオン粕谷哲氏のレシピを元にしています。私が最も尊敬するバリスタ、ロースターです。